江ノ島で

「琵琶湖にいいヨットがあるよ。」
と教えてくださる方がいました。　６年ほど前のこと。　私がディンギーヨットからクルーザーヨットに転向したばかりのころで、
「ディンギーなんだけど、センターボードにバラスト積んでてバランスがめちゃくちゃいいんだ。　万がいちチンしても不枕構造でね、しずまないんだよ。」
それがアクタスでした。　興味をもった私は２泊３日の講習を受けるために琵琶湖に行きました。　シーホッパーやレーザーでは何度も海に投げ出され、ほとほと体力の限界を感じていたので、アクタスの操船のしやすさは目を見張るものがありました。　キールをセンターボードのように収納できるので、ビーチングに近いこともできます。　そして翌日、琵琶湖の西岸にある宿泊施設から見た朝日の美しさも強烈に脳裏に焼きついたのです。　「琵琶湖をゆっくりヨットで半周なんていいかも〜！」　そんな妄想すら抱いてしまった。
その数年後、江ノ島にもアクタスのスクールができ、一度試乗しに行きましたが、週末の江ノ島周辺は陸も海も大混雑しており、ちょっとウンザリした感があって足は遠のいていました。
最近、三浦半島周辺にちょくちょく行くようになって相模湾を陸から眺めることが多くなり、この海域の良さを再認識。　　練習を再開することにしたのです。
久しぶりに乗ってみると・・・

「乗れるぅ〜〜〜ぅ！」
２２日と２６日の二日間とも風が６〜９ｍくらい、初日はうねりも多少ありましたが、総じてコンディションが良かったことも幸いし、一人で操船できてしまいました。　（もちろん、インストラクターがついてくださいます）

ディンギーは水面がすぐそこにあり、その爽快感はクルーザーとはまた別のものです。（写真は26日）

鎌倉プリンス沖。　先頭がアクタス。　クルーザーが車だとしたら、ディンギーは自転車、アクタスはバイクでしょうか。　自分の好みにあっているような気がしました。

あの金と銀の光の中に自分が入っていけると思うと、無性に嬉しさがこみあげてくる。（写真は22日）

また、来ます！　今後ともよろしくお願いします。（写真は22日）

おまけ・・ありません。　　この日のお昼は小田急ヨットクラブが用意してくださったサザエの壺焼つきのお弁当。　お腹がぺこぺこだったので、写真撮るのを忘れてしまった！

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