憧れの満天星

今週末はなんと二日とも在宅。 本当は土曜日は大学時代の友人たちと1年に1回の旅行だったのですが、でかける寸前に断念。 この夏の後半、ずーっと下降線をたどっていたIRENEさんの体調が低迷したためでした。 今年の夏は誰にとっても過酷なものでしたよね。 
近所にある診療所のお医者さまに往診をお願いしました。 採血の結果はすぐに出ないので詳しい事は判りませんが、診察による異常はなにも見当たらないとのこと・・やれやれ。
その結果、家でふてくされ家事三昧の2日間でしたが、買い出しに行ったついでにのぞいた書店でいいもの見つけました。 
プラネタリウムの制作キット。 3日前のテレビで紹介されていた「究極のピンホール式プラネタリウム」(「大人の科学」vol.9の付録)

説明書首っ引きで1時間弱、もぞもぞと格闘。

なんで、これがこうなるのか訳がわからないまま、すすめ〜

どうやら完成。

我が家で一番まっくらになる部屋はお風呂場。 そこで点灯したら、わ〜〜〜!!! 一万個の星が目の前に!

夕食時にIRENEさんに披露。 ダイニングの壁のみならず、床、お茶碗、自分たちの体まで星だらけ。 
IRENEさんはその昔、我ら3人の子供達を毎月のように渋谷のプラネタリウムに連れていったのでした。 その結果、子供達には天体、星空、星座、ギリシア神話などがまるでDNAに刻まれるがごとく染み込んで行ったのです。 またまた思いで話に花が咲きました。 IRENEさん直前の事はことごとく忘れてしまうけれど、大昔の事は覚えていますし、ふつうに話に受け答えしてくれるのが本当にありがたい。

約一万個の星が投影できるというこのキット、調子に乗ってベッドに落ち着いたIRENEさんの部屋に持ち込んで部屋を星だらけにしてあげたら 「やだあ、気持わるーーーイ」と却下されてしまいました。 過ぎたるは及ばざるがごとし・・・でした。 

あとづけです。 母IRENEさんの血液検査の結果、心配された電解質も問題なし、肝臓、腎臓、栄養状態、コレステロール値、そのほかもろもろ、なんの問題もないとのこと。先生に「パーフェクトです」とまで言われました。 IRENEさんに伝えると、「そうなの、なかなか死ねないわね」とぼやくばかり。 「馬鹿をいいなさい、病気というものは苦しいものなのですよ、いてもたってもいられない苦しみなんか味わいたくないでしょ」と言うと「そうねえ〜」と。 IRENEさんの気持ちも少しは判るのですが。 
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