観艦式2012(追補)

掃海母艦「ぶんご」の操舵室 

奥に艦長が座る席があります。 艦長の階級が二等海佐の場合、席のカバーは赤と青のツートンカラーになるそうです。 どうしてこんなに派手なのでしょう。

ポート側にはまぶしいほど真っ黄色の席がありました。 海将海将補、いわゆる将官用の席です。 また観艦式などのイベントで海上幕僚長や地方総監といった普段は陸上で勤務している将官が艦艇に乗り込んで来た場合、カバーは黄色になるそうです。 こちらの方は海将補。 双眼鏡のストラップも黄色。 偉さのオーラがゆらめいていました。

この写真は観艦式終了後の着岸時。 あれこれ指示を飛ばす艦長。  後で無線で指示を伝える方が控えています。 

そのまた上段では海佐の方々や海将補が眼を光らせています。 首の双眼鏡のストラップの色で背後からでもその方の階級がわかるようになっているのです。 幕僚は緑色のストラップを付けるのですが、一等海佐である首席幕僚は赤いストラップだそうです。 

アンカーチェーンをハンマーではずしています。 意外にも、女性の隊員もたくさんいらっしゃいました。

ナビゲーションデスク 

信号旗。 「コクリコ坂」でおなじみになりましたね。

これから一歩、一歩、階級の階段をのぼっていくのでしょうか。 若い水兵さんが本物の戦争で戦うことがないよう願うばかりです。 

観艦式というと昭和五年の神戸湾で行われた海軍の特別大演習観艦式のことをしきりに話してくれたIRENEさん。 今回の写真をカメラの液晶からですが見せてあげました。
「へえ〜」という声のあとちょっと私をじーっと見ました。 眼が語っていました「もの好き〜」と。 でも、お土産の海上自衛隊特製のドロップはおいしそうに食べてくれました。