大船渡線BRT

気仙沼からはBRTに乗り換えです。 BRTとは東日本大震災で被災した気仙沼−盛間(43.7キロ)で導入されているバス高速輸送システムのこと。
一般の道路を走りますが、一部、線路の跡を専用バスレーンとしています。



BRTの車窓からの胸をしめつけられるような風景が飛び込み始めました。





さまざまな思いが交錯し、カメラのシャッターを押しづらくなりました。 



陸前高田の駅は小高い場所に設置された市役所の近くにありました。



自然の仕業なのですから当たり前ですが、どこもかしこもなのです。 被害の爪痕に例外はありません。



緑のたんぼに囲まれたのどかな駅だった小友は線路が埋められて専用レーンになっていました。 



専用レーンを走り、盛駅に入ってきました。 むこうに見えるのが再開がかなった三陸鉄道の車庫と線路です。



盛駅では線路がホームの高さまで埋められています。 乗客が行き交う踏切は緑に塗られています。 
鉄ちゃんたちには多少違和感のある風景かもしれませんが、あの惨状からよくぞここまで復活整備された思いました。 これに乗って三陸に来るお客さんは確実に増えているんですね。