年末日記

ふう・・っと・・31日はさすがに一日中台所に立っています。 隣のスーパーは元日から開けるそうだし、そんながんばる必要もないんだけど、やはり三が日はラクをしたいので、お正月料理の準備にいそしんでいます。
写真は母IRENEさんの古いバインダー2冊。 下は年末のクリスマスとお正月の準備の記録です。 何を買って何を作ったか、どれがよく「売れて」評判はどうだったかが昭和35年から記録されています。 
年を経ていくとそれは定点日記といった趣に変わってきて、読んでみると、年末のドタバタなど家族の様子や来訪者のことも克明に記されていて懐かしさいっぱい。   私がこれから書くとしたらPCに入力するところですが、やはり手書きだからこその記録の妙です。 大晦日の今夜はdoziさんが来られるので三人で読んでみましょうか。
上は、年末に必ず登場する古いレシピ集。 昭和30年前後にIRENEさんが通ったというお料理教室のテキストです。 主催は「星ヶ岡料理研究会」とあります。  あの美食家として知られていた北大路魯山人が開いた美食倶楽部「星ヶ岡茶寮」の板長さんが教えていたそうで、大久保に教室があったとのこと。
IRENEさんは長男、長女の結婚だったこともあり、その昔、我が家は三が日には多くのお客さまがおみえでした。 何度も重箱を詰めなおさなければならず、お正月料理の種類も量も半端ではありません。   年末の一週間はその準備に追われました。 かつおぶし削り、きんとんの裏ごしなど、力仕事には子供たちもよく手伝わされたものです。  そんなときに活躍していたのがこのテキストで、多くのシミが当時を物語っています。  KOINOBORIが毎年作るだし巻き卵やりゅうひ巻きもこのレシピによるもの。  
さてこのお正月はどなたがいらっしゃるでしょうか?



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 シニア日記ブログへ ←ポチっと押してくださいませ。