おうちでパフェしながら

やっと週末の土曜日です。 お昼はおそば。 そしてテレビを見ながらおしゃべり。 料理研究家のケンタロウさんが石川県の郷土料理のかぶらずしやだいこんずしを紹介していました。 家庭を訪ねて各家のバラエティ豊かなご自慢の味のを楽しげに食べ比べています。

私 「大きな樽で作るのねえ、雪国だからこういう保存食は大切よね。」
母 「大津の家の台所にも三つくらい漬物の樽があったわ。」
私 「何を漬けていたの?」
母 「いろいろよ。」
私 「覚えてない? お母さんは手伝わなかったの?」
母 「だって御女中がやるんだもの。」
私 「へ?」
母 「おばあさまに『作るところを見ておぼえなさい!』とは言われたけど。 覚えないままお嫁にいっちゃった」
私 「あら、それじゃお嫁にいったときはあまり何もできなかったって?」
母 「お嫁に行った先にもお女中がいたし・・・、でもすぐ戦争になってお女中たちを皆、帰してしまったの。 それからがたいへん。」
私 「そうでしょうね」
母 「と、いうより食べるものがどんどんなくなっていってしまって。 あるものをいかにして食べるかを考えるのでせいいっぱい。 お父さんも家の男たちは皆、出征しちゃうし。」
私 「不安だったでしょう?」
母 「そんなもんじゃないわよ。 だから戦争なんかするもんじゃないって。」

テレビをきっかけにして昔話が広がりますが、戦争の話になると尻つぼみになります。  でも、私たちは聞いておかねばならない事なのに違いありません。

さて、お昼ごはんのデザートに季節のイチゴでパフェを作りました。
下から、手作りイチゴの生ソース、ダイスに切ったカステラ、イチゴソース、イチゴヨーグルト、生クリームとアイスクリームにイチゴを飾って。
「わ、外のお店で食べるみたい!」 とIRENEさん完食でした。
明日はKOINOBORI久しぶりに東京湾です。



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