映画 「3：10 決断のとき」

「いいですよ〜。　泣けます。　となりのおっさんが男泣きしてました。」　
KOINOBORIの職場の若き同僚は大の映画ファン。　いい映画をセレクトして教えてくれます。　おかげさまで最近は見る映画に外れがなく、有難いことこの上ありません。　仕事は非番だったので、見に行きました。
　
この映画、実は2007年のもの。　「刑務所に連行される強盗団のボスと彼を護送する牧場主との男同士のきずなを描く西部劇。1957年公開の異色西部劇『決断の3時10分』のリメイクで、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のジェームズ・マンゴールド監督がメガホンを取る。主演は『グラディエーター』のラッセル・クロウと『ダークナイト』のクリスチャン・ベイル。」（yahoo！映画より抜粋）
KOINOBORIは「マスター・アンド・コマンダー」以来、ラッセル・クロウのファンでもあります。　もう華がないとか、むさいとか言われますが、生のラッセルではなくて、演じている彼が好き。　駄作、凡作でも見ていました。　　でも、この作品ではラッセル・クロウのうまさが後半光ります。　クリスチャン・ベイル演じる父親が男の誇りを命をかけて保とうとしている姿を強盗団のボスのラッセルが冷やかに見ながらも、次第に彼の心が動いていく様を眼の表情で魅せるのです。　　極悪冷血強盗団のボスなのに、弱きものには情けもかけ、女性には一級のセリフでハートをつかむ。　やはりあのたれ目とふっくらお腹で極悪には見えない。　西部劇ですから撃ち合いのたびに累々と死体の山がきずかれ、そのたびに手で眼を覆ったり耳をふさいだり忙しいものでしたが、最後の５分間は泣かされました(T_T) 。　そして斜め前のおじさんのすすり泣きも目にしました。　　ラッセル、やっぱりかっこいい！

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