琵琶湖でアクタス

またまた、doziさんに留守番をお願いし、28日土曜日の早朝、新幹線で京都へ。 この前の日、ちょっと忙しかったのですが、車窓からの朝日で活力倍増です。

「琵琶湖でもう一度アクタスに乗りたい!」  そんな思いでアクタスヨットのふるさと、琵琶湖の西、堅田にあるリブレヨットクラブに電話をしました。 6年前にここで二泊三日の講習をしてくださったインストラクターのW氏(奇しくも私と同じ苗字)は私を覚えていてくださいました。

上:リブレのスタッフオフィス 素敵なディスプレイ

上:これが今日のスクール艇。たぶん7年前に私が乗ったのと同じ船。 すでにセールナンバー130を超えているアクタスの1号艇です。 「この船が無事で走っていれば、今の他の艇も無事だということです。」  なるほど。
まずは陸で基本動作の確認。 強風でも年配者に優しい楽な姿勢のタック、ジャイブの手順を教わりました。 これは本当に有難かった!!

お願いして洋上でのリーフ手順(縮帆手順)を見せてもらいました。 風が上がってきたときには重要です。 でも操作はとっても単純明快。  ラフを決めて、リーフロープを引くのみ。 え、セールタイは? 「要りません。」 

上:そうこうするうちに風がホントに上がってきました。 午後から湖にでられるでしょうか? 琵琶湖大橋より北側はこんな強風に。 まるで海みたいにうねりと波が打ち寄せています。

上:琵琶湖にもありました、かっとびフライングモス。 吹いてるな・・出たいな・・「行くとしたら南湖(大橋より南側のエリア)ですね。 集中して乗ればいいから、出ましょう」 ぉおっし!
湖のうねりは海と違って波長が短く、チョッピー。 橋をくぐって広いエリアに出ると水面も落ち着いてきました。 南は風も7、8m。 ワンポイントリーフでメインセールだけなのにダウンウインドで結構なスピードで走ります。 そこでひたすらジャイブの練習。 クローズホルドで走る時もディンギーみたいにガンガンにメインを引かない。 ブームエンドがガンネルの内側をさすぐらいの角度で余裕をもったせるので精神的には結構ラクちん。 タック、ジャイブもバランスをとる先生との息がだんだんあってきてひたすら楽しくなってきました。 

雲の切れ間に天使の階段が現れ、琵琶湖の西側では山肌の陽に照る美しい紅葉を楽しみました。 南湖二周目ではリーフ解除し、余裕の走行。 落ちてきた風を恨むほど。 月は東に日は西に。 やっぱり来てよかった。 夢は実現させるに限る!
「7年前にいらしたときよりだいぶ上手になりましたね。 ずいぶん乗っておられるのでしょ。」
「!」
この日の夜、姉の家のトイレにあったカレンダーにマザーテレサの言葉が。
"if you can accept ourself in front of God, no admiration can make you arrogant, and no slander can hurt you."
「神の前で自分を受け入れられるなら、どんなほめ言葉もあなたを思いあがらせることはできないし、どんな悪口もあなたを傷つけることができません。」
思いあがらず、精進します。
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おまけです。この日のお昼。

リブレのきざみうどん定食。 最近関西風のうどんにすっかりはまっています。 IRENEさんのお昼にも何度も登場中。 食べ終わったころ、メニューになかったおしゃれなリンゴと洋ナシのワイン煮が供されました。 シェフのコートを着た方がカウンターの向こう側にいらっしゃいます。 後でうかがったら、なんとこの方、会員さんとのこと。 船が好きな人ってお料理上手が多いですね。 ごちそうさまでした!

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