三菱銀行一号館
丸の内の馬場先通りと大名小路が交わる交差点に、「三菱一号館」が復元されました。
ジョサイア・コンドルの設計により、日本初のオフィスビルとして明治27(1894)年に建築されたこのビルは、昭和43年に取り壊されました。 その旧三菱一号館が同じ場所に復元され、美術館として再度誕生したとのことでした。
東京湾マリーナからの帰り道に毎回ここを通るのですが、古風な赤レンガの瀟洒な建物ができているのに気づいていました。
duftenさんのブログで、この中に素敵なカフェがあると知ってから、12日の夕方やっと念願かなって訪れることができました。
前のビルも覚えているはず・・・なんだけど。
銀杏の葉の黄色に似合う景色でした。
明治期には銀行の営業窓口として使われていたフロアが、二層吹き抜けの開放感を活かしたカフェスペースに。
美術館で行われている一丁倫敦と丸の内スタイル展を見てきました。
美術館のどのフロアも当時建物そのもの。 高い天井が心地よい。
丸の内ブリックスクエアと三菱一号館の間にある中庭には当時を思わせるガス燈が。 電気ではなく、本当にガスなのだそうです。 ゆらゆらゆらめく優しい灯り。
この日はこの後、日本橋にあるイギリス風パブレストランで、No-Sideの所属するセーリングクラブの忘年会。 イギリスにご縁のあった一日でした。