闘いの保田行き

南砂町駅で東京湾マリーナへ向かうタクシーの運転手さんが
「さっきもマリーナへ行くお客さん乗せましたよ。　なんでも千葉へ行くそうで。　仲間が４時ごろから起きて出掛ける準備してるって聞いたらしくてとっても急いでいましたよ。」　　　同じ、クルージングクラブの仲間にちがいありません。
この日（１２日、土曜日）のNo-Side号メンバーの集合時間は８時。　セールのベンドオンも機走中に行うことにして早々に離岸しました。
第二立標のあたりでメインセールアップ。　いい風が出て来たので続いてジブ展開。　エンジンはかけたままですが、快適な機帆走が始まりました。
ちょっと前に出港していったNobu-IIIがセールを閉じて機走でまっしぐらに走っていきます。
O船長は船舶用レーダーや通信機の専門家ですが、No-Sideには船舶用のGPSはありません。　

クロスベアリングでフィックス。　基本を覚えさせようというO船長の親心。

GPSについて語るO船長　熱心に（？）聞くYクルー

買ったばかりのiPadを持参したYクルー、アプリの収集はこれから。　使わせてもらった感想・・けっこう重たい！　電子ブックをこれで読めるけど、腕がさきにくたびれるはず。

午後になって風が上がってきましたが、目的地に進むにはま登り。　波にも嫌われ、重たいDana-24は機帆走でも３ノットをきりはじめました。　明るいうちに保田につくことは難しく、仲間の船に迷惑をかけてもと船長判断で保田は断念し、引き返すことに。
最近の寝不足と、少しだけがっかりしたのと、iPhoneの見すぎで不覚にも船酔いでキャビンに沈むKOINOBORI。
追い風を受けてNo-Sideはかっとびおばさんに大変身。　耳元で水音がばしゃばしゃと爆走し、デッキではリーフ作業の靴音が響きます。

的確な判断を下したＯ船長。　きっと今の病気にも的確に判断を下して闘っているに違いない。　ますますかっこいいな。　

今日のお昼、具だくさんサンドイッチ。　

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