屋台のラーメン

「屋台のラーメン」・・・心ひかれるフレーズ。 郷愁を呼び覚ますのか、味覚中枢を刺激するのか・・・
営業は夜のみ、それも他の飲食店がそろそろ店じまいをするころ。 ドラマなどで見る・・・取引先との気疲れするばかり宴席からの帰り道、ろくに物がはいっていない胃袋がこの灯りを見ると急に覚醒する。 小さな屋台に添えられた椅子に座るとやけにホッとする。 そんなシーンがよく登場しますね。  自分にも経験があるようなないような。
巷では豚骨こってり系が全盛だけど、夜の屋台ではあっさり醤油味がこれまたお約束。 具は必要最小限。 メンマと海苔とネギとチャーシュー一枚くらい。
椅子も卓もボロいのがお約束。 「どんぶり、どこで洗ってるんだろうね。」 そんな事を言ってはオシマイなのであります。 「死にゃあせん」とうそぶくに限ります。 

東京の夜に似合うそんな屋台も、とんと見なくなりました。

東逗子に蛍を見に行った帰り、品川駅で寄っちゃった。
特別な味はしないが、美味しかったのです。 屋台のおじさんの表情が優しそうでホッとしました。

昔、父が「夜鳴きそば」と呼んでいたのを思い出しました。

夜鳴きそばの原点、江戸時代の「二八そば」。 鬼平犯科帳の胸キュンのテーマ曲とともに流れる江戸の四季風景が大好きでした。 
(下線部分をクリックすると江戸時代にタイムスリップ)


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