キッチンの重鎮

今日は我が家の最長老をご紹介。
母の孫のmocotone のお家に真新しいミキサーが来たそうで、そのクールなたたずまい(ブログで紹介されています)に比べたら50年以上の錆と黄ばみで汚れて貧相ですが、それ以上に思い出も染み付いているのですぞ(えっへん)。
これと同じ型のミキサーを江戸東京博物館で展示されているのを見たときは、びっくりしてしまいました。なんせ私が物心ついた時には既に我が家(世田谷、代沢)にあったもの。
ただモーターが廻るだけの単純な構造ですから故障知らず。昔、暑い夏の日、母がこれで氷とミルクで甘いスムージーのようなものを家族のために毎日のように作ってくれました。 そのため羽がだめになって、一度羽だけ交換したと母が言っていました。
今でも夏の「作り置き」ガスパッチョのスープを作るときには登場します。ハンドミキサーにはない力強いトルクで生野菜をトロトロにしてくれるのです。
今年もまた登場してもらうからね、ミキサーさん。それまでどうぞお休みを。