私の傑作:パエジャ

母は思考回路がアメリカに繋がってしまったらしく、お宝の1938年のマンハッタンの地図に首っ引きになっていますが、日曜日は無情にもヨットねたですぞ。
写真は昨年のバンクーバーの北部のデソレーションサウンドヨットクルージングしたときのもの。Echo Bayというリゾートマリーナに停泊したとき、仲間がポンツーン(浮き桟橋)で、カレイを数匹釣ったきのもです。このクルージングではよく釣りをしました。ある日の私はとスズキ(だったかな?)とレッドスナッパーでパエジャを作りました。

パエジャはフライパンひとつだけで豪華にできるメニューです。 こんなこともあるだろうと、築地場内の店でサフランを安く仕入れて持ってきていたのです(エッヘン!)。サフランの黄色に赤ピーマンが映えているでしょう? 手前味噌ですが、見た目と味が見事に一致した逸品でした。
コツは具に対してお米を多くしすぎない事かな。あと水加減、これは難しい。まぁ、芯ゴメになっても「これがアルデンテよ!」とか言って雰囲気が盛り下がらないようにします。 これに冷えた白ワインでもあれば最高。
この日はこれで5人分。だいたいクルージング中は皆作りすぎの食べすぎになるのでこれくらいがちょうどいい。(でも、美味しいモノがまだまだたっくさんあるんです!)
この日は奇しくも私の誕生日。お祝いにとヨットの師匠の一人の岡田さんがお得意のベイクドアップルをギャレーのオーブンで作って下さいました。リンゴの大きさも甘さも丁度よく完璧なディナーとなり、忘れられない記念日となったのでありました。。