古写真談義ふたたび

平日なので「家事日記」です。 あしからず(笑)。 
週の半分以降は雨、気分が重くなりそうですが、しっとり雨というのも落ち着けていいものです。 いつもスクーターで職場へすっとんで行くKOINOBORIも雨の日にはバス通勤。 今年になって大マイブーム中の「村下孝蔵(そうです、今になって!)を耳で聞き、車窓に流れる町の風景を楽しみます。
実は出かけるまでは大忙し。 掃除機をかけ、部屋干しの洗濯物をとりこみ、晩御飯のおかずのお魚の煮付けに火を通したり、IRENEさんの昼食と晩御飯をホワイトボードに書き込み、朝ごはんも整えます。  食卓の上のフォトフレームをスイッチオン。 
今日はIRENEさんのアメリカ時代(1936)の写真です。 おしゃれなコートと帽子に身をつつみ、ワシントンの桜の前でにこやかに微笑むIRENEさんと妹のTONYさん。
  
私 「おしゃれねえ」
母 「日本からはほとんど洋服もって行かなかったの。 日本の洋服なんて絶対向こうじゃ着られないと思っていたから。」
私 「秩父丸の船でのおかあさんの服はだからちょっとやぼったいのね。」 (→の写真)
日本は当時、まだお洋服の国ではなかったのでしょう。 欧米の洗練されたデザインの服に母たち一家が心を奪われたのは容易に想像つきます。 KOINOBORIも学生のとき、母がアメリカで着ていたというおしゃれなツイード上着をずっと気に入って着ていました。 こげ茶色でウエストがちょっと絞ってあり、大人っぽい雰囲気が好きでした。 長年着ていたのに型崩れがぜんぜんしないのが「さすが」でした。


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